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田舎暮らしの始め方

田舎暮らしや農業を始めることを検討している方にとって、実際どうなの?!気になること。このブログ記事では、きっと多くの人が抱えるであろう疑問や、始める前に知っておきたい、確認したい情報をまとめてみました。田舎暮らし、移住に関して悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

※以下の内容は、Junの実体験談です。

情報の無さに驚く

移住について調べたが全く情報がなかった・・・まず現地に行かないと分からない。何も。どんな場所で、どんな人が住んでいて、どんな仕事があるのか?

誰かに説明してもらっても百聞は一見にしかず。

海までの距離や、何キロ圏内にどの店があると言われても想像できないでしょう?

一人ひとり感覚が違うからこそ自分に合っているのか確かめる

めぼしい場所が見つかったら、インフラも電車がどのくらいないのか(時刻表)も実際に見た方が自覚する。スーパーまでも何分かかるのかも、実際に車で行って10分がどのくらいの感覚になるのか分からないし、人によって変わる。道も直線なのか、信号があるのか、傾斜などによって体感が変わる。

経験が必要な情報っていうのは、現地に行ってみないと分からないものだなと思う。

生活面で言えば、スーパーもどんな店舗なのか調べておいた方がいい。同じスーパーでも、取り扱いが店によって異なって、品揃えが悪いところもある。田舎暮らしするなら、ホームセンターもよくみておいた方がいい、生活や地元に密着したモノの取り扱いが多い店があると安心する。

そして重要なのは、人にガイドしてもらうことが大事

そして仕事のイメージがつくかどうか?仕事を見つけてから移住をした方が安心するが、実際に田舎で仕事を探すのは難しいと思う。

田舎暮らしの左右するコネクション

自分の場合は、田舎暮らしをしたいと思うのと同時にそこで生活しなければならないという現実的な課題があるため、地域おこし協力隊などに縋りながら移住した。

民間の仕事はなかなか見つかりにくい。そして自治体の人に聞いても、ハローワークの応募一覧しか案内されない。(当たり前かもしれないが)移住に関しての情報はコネクションがあってこそ得られる情報なのでオープンなものは全くない。これがネットで調べてもなかなか情報が出てこない理由。

民間の仕事の質や量に比例して、情報はない。何もコネクションや仕事がない人は、地域おこし協力隊を保険にして、3年間で就職活動をして仕事を見つける覚悟が必要だし、場所に合わなければ、別のところへ行くのも視野に入れておくことも頭の片隅に置いておくことが必要だと思う。

田舎の中山間地域に住めば住むほど、仕事といえば農業が隣り合わせになってくる。

法人や自治体が仕事の紹介や、移住者の呼び込みなどをしている新農業人フェアに参加して、まずはコネクションを作ることがおすすめ。

理想の田舎暮らしのライフワークバランス

まずはコネクションを作り、安心・信頼できる人を見つけ、実際にその場所に訪れてみて、先ほど書いたようなことを実際に体感してみて自分がどう思うか?で決まると思う。

どうやって生計を立てるのかは、難しいところではあるが自分のできることや生活範囲、移動範囲を加味して決めるのが良いのかなと思う。しっかりとイメージができたら、その地域とあなた、相性が少しはいいのかもしれない。

自分の体験談として、もっと早く行動しておけばよかったなと感じる。東京での経験は、東京でしかできないけれども、移住前の仕事にとらわれずに早く移住先を見つけて、行動すればよかったと感じる。

こっちでやりたいこともたくさんできた、今だからこそ思うことだけどね。

これから行動する人に対して一言

「どんな生き方をしたいですか?」

こんな仕事をするからここに行く

どんな仕事をするかで生き方や住む場所を決めた方がいい。例えば、山で農業をしながら人の目を気にせず外でBBQをしたいから山(の近く)に住む、不動産の仕事をしながら色んな人・場所で会食ができる不動産や飲食店の多い地域に住むなど。どんな生き方をしたいか?そのためにはどんな仕事をしていて、どんな暮らしがあるのか?どこかにズレがないか?自分と向き合うと、どこに向かって行動したらいいのか明確になるはず。

田舎暮らしの住まいの決め方

私たちは縁あって古民家に住んでいます。古民家に住んでみて思うことは、住んでいて面白い。換気が勝手にできるなど、日本人の暮らしぶりという伝統を感じることができるから。

昔ながらの間取りや、平家4室で3世帯ひと家族が暮らすことができたというところで日本人の工夫を感じ、昔の生活が垣間見えること。

なんで天井が高いのか?それは雪を落とすための天井を高くした方が良かったし、家の中で火を焚いていたから天井が高いのかもしれない。

窓が南にない理由としては(日差しが入らない)夏の涼しさ重視の家だから?家に陽が入るようなつくりじゃないのが不思議だし、面白いことに我が家には土間に動物を飼っていた跡がある。季節によって一枚の木でできた戸の閉まり具合が変わるし(湿度や気温で膨張するため)面白いところもある。

そして、何より大きい梁や茅葺き屋根を見て昔の職人技を感じられるこの家が好きだ。

昔の日本人の暮らしぶりを家から感じることができるのは古民家ならでわだなと思う。

ただし、トイレが水洗ではないところや、水道が通ってない古民家、動物が住み着いていて獣臭がついてしまっているところもあるし、サッシがなく、元の住人の荷物がたくさん残っていて処分が大変な場合もある。

それも含めて「家のあじ」として自分が快適に暮らすにはどう改善していくのか現実的に考えながら住まいを決めることをお勧めする。

移住と田舎暮らしのリアルな話

ざっと、Junの仕事や居住地やコネクションなどに関する体験談を書きました。これが田舎暮らしに興味があって移住を考えている方の背中を後押しできれば嬉しいです。

今後も田舎暮らしのリアルな衣/食/住/地域/経済/仕事に関してブログで投稿していきます。

興味のある方は今後も投稿をチェックしてみてください!

この記事の著者

Erina

1991年12月20日生まれ、新潟県燕市生まれ。埼玉で10年間美容師として勤務後、体を壊し新潟に戻る。その後も美容師として働く中で、髪だけでは美しさに限界があると感じ、心と体の健康を支える食や農業に興味を持つようになる。2022年に地域おこし協力隊で活動中のJunと出会い、2025年春、共に農業を始めることになる。

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